Machinote

Cafe, Co-working Space | 2018
Project

マチノテ

Category

空間デザイン(ディレクション)

グラフィックデザイン(VI・コンセプト・ロゴ・サインデザイン)

Place

栃木県足利市

Date

3, 2018

Cliant

NPO法人 コムラボ

URL

https://machinote.com

Concept

栃木県足利市駅前にオープンするコワーキングスペースを併設する地域コミュニティのハブスペースとなるようなカフェのブランディングです。建物内外装のデザインディレクションとグラフィックデザインを行いました。

“ミチ、カワ、トチ。すなわち、 マチがヒトをつくる。ヒトがカチをつくる。 マチノテ。”

マチノテのブランドステートメントとして、街をつくるということにおいて、「どのように街ができるか」という既成事実に対して、「マチノテがどのようになりたいか」という将来像を重ねてみました。道や川(渡良瀬川)、土地によって街ができる。では、街がどのようになっているのかという点を、「街が人をつくり、人が価値をつくっている」としました。つまり、価値をつくる=マチノテとし、「マチノテは『価値』をつくることによって、人を育て、街をつくる」を企図したブランドステートメントを作成しました。

シンボルマークには、価値をつくるマチノテを「手」のモチーフとし、ハイタッチするようなイメージとしました。上向きに一方向性を示し、それが足利のイニシャル「A」となっているロゴマークとしました。パターン化しすると、たくさんの手で構成されるような柔らかいイメージになります。ロゴタイプには、明朝体を基調とし「滲む=馴染む」ようなデザインとしました。シンボルカラーには、足利の緑や川、そして空を想起させるような緑と青を掛け合わせたような深みのある日本の伝統色の青緑色としました。

店舗デザインとしては、建物自体は銀行に使用されていた仕様より、壁面のブリックを活かしてモノクロのコントラストを効かせた建物ファサードとしました。道路面から温かな電球色がこもれる印象を演出し、内壁にも一面シンボルカラーを施すなどして、シンプルな構成としました。丁寧な仕上げ感を手に触れる面では大切とし、一方で天井や床は現しやモルタル塗装で見せることでコストダウンも計り、開放的な清潔感があり女性でも気軽に入りやすいイメージを企図しました。

Making

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